赤坂ムゲンに現役で足を運んでいた時代はムゲンの最後の最後の時期であったけど、当時の出演バンドや暗い闇の中で特にプレイされていたのがこのBody Talk/The Deeleや、(I Wanna) Be Your Man/Jesse Johnson だった。当時の日本ではボビーブラウンに代表されるニュージャック系がブラックミュージックの人気を押し上げていたんだけど、ムゲンだけは時代に媚びることなく、ファンク、ファンク、ファンクな夜を提供していた。生半可な気持ちじゃ、飲んでも酔えないような敷居の高さが、痺れまくった・・・。
オハイオと言えばファンクバンドの産地(?)そのオハイオ州シンシナティでで1981年に結成されたThe Deele (ザ・ディール)。
みなさんご存知の通り、メンバーは、インディアナ州、Indianapolis 出身で、キーボード・ギター・ボーカルのKenny “Babyface ” Edmonds、その、後にソロで大成功した、Babyfaceである。ドラムのAntonio “L.A.” Reid、ボーカルのCarlos “Satin” Greene、ボーカルDarnell “Dee” Bristol、ギター・キーボードStanley “Stick” Burke(ファーストアルバム後にグループを去った)、ベースのKevin “Kayo” Robersonら6人で構成。なんと言っても代表作は87年のBabyface風味付けがじっくり効いたTwo Occasionsを含んたアルバム「Eys of a stranger」なんだろうけど、初期のファンクバンドらしさが一番出ているこのBody Talk(R&Bチャートで3位、Billboard Hot 100 77位)を収めたSolar Records「Street Beat」を一押ししたい。
Body Talk/The Deele (’83) SoulFlava Rank 118位
1983年昭和58年
忠生中事件(校内暴力全盛)
大韓航空機撃墜事件(GPSの民間開放へ)
3月:中国自動車道全通
4月:東京ディズニーランド開園
5月:日本海中部地震M7.7・津波
10月:三宅島噴火
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