独断と偏見で選ぶ!SoulFlavaクリスマス・グルーヴ第一弾

クリスマス特集

独断と偏見で選ぶ!SoulFlavaクリスマス・グルーヴ第一弾

〜愛とファンクが降る夜に〜

令和7年の異常気象は凄まじく、夏から一気に冬へ。四季がなくなり二季なんて呼ばれる。
そんな突然の北風寒気到来の寒い冬に。いち早くクリスマスソング特集をお届け。
時代を越えて「ブラックミュージック」は、クリスマスを特別な夜に変えてきた。
ソウルは家族の温もりを、R&Bは恋人たちのロマンスを、そしてゴスペルは希望を――。
70年代の温もり、80年代の煌めき、90年代のスムース、2000年代の洗練。
聖夜に流れるそれぞれのグルーヴが、あなたの冬に小さな灯をともしてくれるはずだ。
今夜はそんなクリスマス気分を盛り上げる5曲を時代を超えてピックアップ。

🎵今回のPickUp曲をYouTubeでまとめて聞く
(新しいタブが立ち上がりますので記事を見ながら聞いてください)


① Donny Hathaway「This Christmas」(1970)

― ブラックミュージックの聖夜を照らす永遠の灯火 ―

まずは外せないこの曲。70年代ソウル黄金期を象徴する、ドニー・ハサウェイの名曲「This Christmas」。
ベルが鳴り響くイントロから温かいグルーヴが広がり、彼の深みあるヴォーカルが冬の空気を包み込む。
「ブラックミュージックのクリスマス」と言えば、必ずこの曲が流れる。全米R&Bチャートでは再発を繰り返しながら定番化し、今やマライアやジョン・レジェンドもリスペクトを込めてカバー。
ソウルの持つ「家族」「希望」「ぬくもり」が、最も美しく響く一曲。


② The Temptations「Silent Night」(1980)

― モータウンの重鎮が贈る、“静寂のハーモニー” ―

テンプテーションズの「Silent Night」は、まさに“聖夜のブラックゴスペル”。
オーティス・ウィリアムズの低音が静かに始まり、メルヴィン・フランクリンの深いベースが心を揺らす。
もはや「聖夜のためのブラックミュージック教典」。
80年代のディスコブームの最中、彼らはあえてゴスペル的なアプローチで原点回帰。
この時代の日本では“ブラック・コンテンポラリー”が都会派として人気を集めていた頃。
まるでネオンの街から一歩離れた深夜の教会で聴きたい一曲。


③ Alexander O’Neal「My Gift to You」(1988)

― Jam & Lewisが仕掛けた、アーバンな冬の愛の贈り物 ―

80年代後半のR&Bを語るうえで外せないのが、アレクサンダー・オニールのこの曲。「My Gift to You」
プロデュースはもちろんJimmy Jam & Terry Lewis。
電子ドラムの艶、シンセ・ブラスの輝き、そしてアレックスのソウルフルな歌声――全てが完璧に溶け合う。
全米R&Bチャートではトップ20入りを果たし、冬の定番として現在もクラブで流れる名曲。
ブラックミュージックの洗練が最高潮に達した“バブル時代のクリスマス・グルーヴ”。


④ Boyz II Men「Let It Snow feat. Brian McKnight」(1993)

― 甘くとろけるR&B、90年代スムースの極致 ―

90年代R&B黄金期を代表するスロウ・ジャム。
Boyz II Men「Let It Snow feat. Brian McKnight」(1993)
ボーイズIIメンとブライアン・マックナイトという“奇跡の融合”が、この曲を冬の定番に押し上げた。
スムースなハーモニーとピアノの旋律、恋人たちの吐息まで聞こえてきそうなバラード。
ブラックミュージックがR&Bとして洗練されていく過程を象徴する傑作であり、今でも12月の街角で最も似合うラブソングのひとつ。


⑤ Toni Braxton「Snowflakes of Love」(2001)

― 静かな雪とともに落ちる、メロウな大人の愛 ―

2000年代初頭、トニー・ブラクストンはアルバム『Snowflakes』“Snowflakes of Love”でクリスマスを艶やかに彩った。
「Un-Break My Heart」の哀しみを引きずりながらも、ここでは少し微笑むような大人の余裕。
R&Bのメロウネスとジャズの香りが混ざり合う、上質な冬の夜。
ブラックミュージックがポップに広がった時代だからこそ、こうした“静かな輝き”が沁みる。
シャンパン片手に聴くなら、間違いなくこの一曲。


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