イヴリン・キング(Evelyn King、1960年7月1日 – )は、アフリカ系アメリカ人の女性歌手。ニューヨーク・ブロンクス区出身。
「”Shame”」や「”I Don’t Know If It’s Right”」などの1970年代のヒットがあるが、なんと言っても、1982年、シングルカットされた「ラブ・カム・ダウン」が全米17位を記録したアルバム『ゲット・ルース』が彼女の代表作。この大ヒットアルバムはMorrie Brown(モリー・ブラウン)とKashif(カシーフ)のプロデュースによるもの。2016年4月に来日し、その健在ぶりに圧倒。中でもこの曲はダンサブルな中にも情のこもった彼女の歌声が印象的だ。本当の力量を抑え気味に、ビートに絡むようにソウルに歌い込む。
Back To Love/Evelyn King(’82) SoulFlava Rank 54位
80年代ディスコ・クイーンとして知られる Evelyn “Champagne” King が、90年代以降に残した傑作のひとつが「Back To Love」。彼女の代表曲「Shame」や「Love Come Down」のような煌びやかなダンス・フロア仕様とは一線を画し、“円熟味を帯びたアーバンR&B”という静かな高揚を与えてくれる一曲だ。
■ ミッド90’s的アーバン・スムースの理想形
「Back To Love」は、そのタイトルが示すように“愛に帰る”というストレートなテーマを核に持ちながら、サウンドは驚くほど洗練されている。シンセ・コードは柔らかく、ドラムは90s R&Bらしいしなやかなスウィング。Evelyn のヴォーカルは決して張り上げないが、深い息遣いと艶のあるアルトが楽曲全体を包み込む。
ブラックミュージックの黄金期を駆け抜けた彼女だからこそ、ダンスからスムースへと進化した90年代的プロダクションにも自然にフィットする。この“無理のなさ”こそ成熟したシンガーの証と言える。
■ 大人の恋愛を描く、優しくも芯のある歌詞
歌詞は“もう一度、愛の始まりに戻ろう”というメッセージ。過剰なドラマはなく、静かに寄り添うような語り口が実にEvelynらしい。恋の情熱よりも、関係の再構築、理解、温度差の調整――そんな“大人の恋愛”が描かれ、聴くほどに沁みる。
■ Evelynの新しい章にふさわしい名品
90年代〜2000年代にかけての Evelyn は、かつてのディスコ・スターのイメージを脱ぎ捨て、アーバン・ソウルの表現者として新しい段階へ向かった。
「Back To Love」は、その象徴的な楽曲のひとつであり、
“Evelynの今を感じたいなら、まず聴くべき名品”
と言える。
■ Back To Love/Evelyn King(’82)
- かつてのダンス・クイーンが“大人のアーバン・ソウル”へスムーズに移行した証。
- 洗練度の高い90’s R&Bプロダクションと、円熟したヴォーカルの美しい調和。
- ブラックミュージックの変遷を一人のシンガーの成長で辿れる、貴重な一曲。
1982年昭和57年
ホテルニュージャパン火災
日本航空350便(羽田沖)墜落事故/500円硬貨発行
テレホンカード発行(カード式公衆電話が全国に普及開始)
6月:東北新幹線開業
7月:昭和57年7月豪雨(長崎大水害)
11月:上越新幹線開業
11月:中央自動車道全通
[流行歌]北酒場/赤いスイートピー/待つわ
[公開映画]蒲田行進曲/セーラー服と機関銃





















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